准看護師の派遣の仕事

准看護師の派遣の仕事

看護師には常勤、パート・アルバイト、そして「派遣」という働き方あります。
最近では、自身の都合や事情に合わせて働くことのできる、派遣として働く看護師が増えています。
ほかの業種の派遣社員と同様に、まずは派遣会社に看護師として登録し、紹介された職場で条件が合えば、契約期間中の看護業務を行います。
派遣で働く看護師は「フリーランスナース」と呼ばれています。

派遣の仕事は、なぜ准看護師に人気があるの?

派遣で働く場合、パートやアルバイトなどと同じように、勤務日数・勤務時間を自由に選ぶことができます。
また、契約期間が“短期”であるケースも多く、契約終了から次の契約までに空いた時間を使って、長期旅行へ行くことなどもできます。
そのため、派遣という勤務形態は、とにかく自由な時間が欲しい!という人に向いています。

1.アルバイトより高時給で働くことができるため

「時給の高さ」は派遣として働くメリットのひとつです。資格をもつことや業務の専門性の高さから、看護師の
派遣の時給相場は一般的な派遣社員よりも高めであったり、だいたい2,000円程度となっています。

この時給は、常勤正社員看護師の給与を時給換算した場合とそれほど変わらない金額です。派遣にはボーナスがないので、その分は正社員よりも年収が少なくなりますし、もちろん派遣契約の内容にもよりますが、ボーナスを差し引いた程度の年収を期待することができます。

2.残業や夜勤が少ないため

看護師は残業が多い傾向のある職場であり、正社員として働いていると、どうしても業務が終わらずに残業をせざるを得ないという状況も珍しくありません。
しかし派遣では、契約により就業時間が厳密に決められているため、「残業を断れない」という状況がありません。派遣会社・契約を盾として契約外の業務は断ることが可能になるのです。

派遣として働く場合、雇用契約は派遣会社と結びます。事前に勤務時間は契約で決まっていますので、無理な残業や夜勤は簡単に断ることができます。
直接雇用の場合だと断りづらい残業や夜勤に悩まされながら働くこともあるかもしれませんが、派遣ならそんな心配はいりません。

3.仕事や休日の時間をコントロールしやすいため

派遣の就業時間は契約で具体的に決められているので、仕事以外の時間を希望通りに確保できることも、派遣の看護師として働く魅力です。
この看護師の派遣業務のなかで人気が高いのが、企業内医務室や救護室に勤務する産業看護師(企業看護師)の仕事です。産業看護師は企業のタイムスケジュールに添って勤務するため、土日祝日が休日である場合が多いことや残業や夜勤がないことなどのメリットがあります。

さらに産業看護師の就業先では看護師の数は数名に限られていることが多く、看護師同士の人間関係のトラブルが少ないのも人気の理由となっています。
趣味や勉強など時間を割きたい目的があったり、育児や家事、介護の都合などがある方にとって、残業や休日出勤なく働けるメリットは大きいです。

准看護師に人気の派遣の仕事ランキング

平均すると正規雇用の場合よりも時給は安くなりますが、身分が自由ということをむしろ積極的に活用して、高収入の案件を単発で渡り歩くというやり方もあります。
一般的に収入が高く、割のいい求人は以下のようなものがあります。

1.夜勤専従の派遣

夜勤専門派遣看護師という働き方もあります。夜勤の仕事は精神的にも体力的にも負担が大きいので夜勤の手当は大きいと思います。日勤だけの場合と比べると収入は全然違います。そして夜勤とはいえ不規則な日勤業務と比べると夜勤明けがあるので、自由の時間も多いです。
1回の夜勤で30,000円近い収入になることもあります。日勤と夜勤も組み合わせて「夜勤もOKの准看護師」となるのか「夜勤専門」になるかは本人の選び方です。

なお、夜勤専従は給料・プライベート面では非常に魅力的ですが、心身ともに影響を与えてしまうことがあります。
そのため、夜勤専従として働くには「夜勤専従をする期間を限定する」など、心身に負担をかけない働き方を考えることが大切です。
また「非常勤で夜勤専従者としてのみ働く」という選択をしたい方は、勤務日数を増やしすぎないなど、長く働いても心身への負担が最小限で済むように工夫をしていく必要があります。

2.介護施設や訪問介護の派遣

介護系の仕事とは、老人福祉施設などに派遣される仕事です。
主に入居者の健康管理を行い、体調を崩していないか、入浴しても大丈夫かなどを判断します。
お年寄りということで、持病がある人も多いため、服薬管理も大切な仕事です。

また、体調の悪いお年寄りがいれば、必要な処置を行って病院に行くかどうかを判断し、病院に行く場合は付添も行います。
しかし老健や法人ホームに入所している方は、問題なく日常生活を過ごすことができる方ばかりなので、急変などはあまりありません。
病院で働くのに比べ、精神的にはすごく楽です。
ばたばたした雰囲気はなく、ゆっくりと余裕をもって仕事ができるといった雰囲気です。
介護系の職場は看護師が不足しているところが多いので、常に求人は豊富で、すぐに仕事を見つけることができます。

3.ツアーナースやコールセンターなど、一風変わった派遣

ツアーナースは何か大きなイベントや旅行などの際に帯同する看護師です。拘束時間が長いこともありますが、何もなければ参加者と同じように楽しむことができます。
ツアーナースの場合、2~3日の拘束で40,000円~60,000円が相場です。もちろん仕事ですから旅行費用や交通費は発生しません。

また、コールセンターのお仕事は、患者さんや利用者と対面で話をするというわけではありません。コールセンターに電話をかけてきた利用者の質問や相談に的確なアドバイスをするのが主な仕事内容となります。
看護師として点滴や注射などの業務を行うわけではありませんが、看護師がもっている専門知識をフルに活かすことができるお仕事です。
地域や勤務時間、どんな企業のコールセンターで働くかにより収入は異なりますが、目安としては平均時給1,500円~1,900円ぐらいとなっています。

派遣の准看護師の時給・年収相場

派遣社員の場合、時給の幅の相場は1,500円~2,500円といったところです。
正看護師の平均年収は大体470万円といわれています。これに年間ボーナスの平均値を合算し月の労働時間で割ると、時給は2,340円となります。
派遣社員の平均的な時給を2,000円とすると同じ勤務時間で年収は400万円強となり、調度ボーナス額ぐらいの年収分(80万円前後)、正看護師の方が所得が多いことになります。

派遣の准看護師に求められることって?

病院が派遣看護師に求めることは「即戦力」です。もちろん、初めて派遣された病院では、物の位置や、業務の流れがわからないことは仕方がありません。
しかし、看護技術に関しては、要求されたレベルに応じられるよう、常に自分自身の知識を磨いておく必要があります。

准看護師の派遣の求人を探してみよう!

これから派遣として働いてみたいという方は、看護師専門の転職サイトで検索してみることをおすすめします。もっとも募集の多い介護系のほか、上記で挙げた製薬メーカーの電話オペレーターやツアーナース、病院の夜勤専門看護師など、正社員の看護師では経験できないような特殊な派遣案件も少なくありません。
もしブランクなどで転職活動に不安があるという方は、登録をすれば無料で履歴書添削や面接指導なども受けることができますので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。