慢性期病院(療養型病院)の准看護師に転職するメリット・デメリット

慢性期病院(療養型病院)の准看護師に転職するメリット・デメリット

慢性期病院勤務はこんな人におすすめの職場

慢性期病院とは、長期入院をするための病院です。
入院する患者さんは、急性期は脱して全身状態は安定しているものの、まだ退院できる状態ではなく、継続的な治療が必要なため、持病の治療・リハビリ回復を目的としています。
今回は、慢性期病院(療養型病院)で働く准看護師さんについてご紹介します。

慢性期病院(療養型病院)の准看護師の仕事内容

患者さんの病状は急性期治療が終了している為、安定しています。日々の小さな変化を見逃さぬよう、患者さんの体調を確認します。報告、変化があれば指示に基づき処置をする、というのが主な業務です。

☆主な仕事内容の詳細

  • 申し送り
  • バイタルチェック、処置、検温、経管栄養のケア
  • ドクターへの報告、処置、指示受け
  • 患者様の昼食の準備、与薬、食事介助等
  • 注射 採血 点滴

上記のような仕事を慢性期患者さんを日々サポートする上で行っています。

慢性期病院(療養型病院)に転職するメリット

患者さんに寄り添って看護ができる

高齢者の患者さんが多い為、患者さん一人一人としっかりと向き合うことができます。患者さんの病状やどこが痛いのかなど、事細かく聞き取ることが必要なため、じっくりとコミュニケーションを取りながら献身的に看護をすることができます。
また、慢性期病院に受診・入院する患者さんは慢性期の患者さんの為、急性期病院の患者さんと比べると急変や死亡のリスクが低いという特徴も、1人の患者さんと向き合うことができる理由となっています。

慢性期の患者さんのケアを学ぶことができる

慢性期の患者さんは、急性期の患者さんとは異なり病状は比較的安定しています。一方で、再発予防や身体機能の維持・改善を目指しながら長期的な看護や治療を行っていくことが必要なため、療養型病院で看護の仕事にあたり、介護に関する知識を身に付けることで、看護師としてのキャリアの幅を身につけることが慢性期病院で働く魅力です。

ゆとりをもって働くことができる

前述したように、慢性期病院は急性期は脱して全身状態は安定しているものの、まだ自宅へ退院できる状態ではなく、 継続的な治療が必要なため、 長期入院をするための病院です。そして、慢性期病院では高齢者が多く、急性期病院での手術を終えてその後の必要な継続的なケアをするのが慢性期病院です。
その為、その患者さん患者さんによって日々やることは決まっているので、急性期病院のようにイレギュラーな業務がないことがメリットのひとつと言えます。

慢性期病院(療養型病院)に転職するデメリット

医療行為が少ないので看護技術が衰えてしまうことも

療養型病院のデメリットは、ルーティンワーク(創意工夫の必要ない業務)になりやすいこと、スキルアップが難しいこと。療養型病院は採血や注射、気管吸引などの看護技術は使いますが、その頻度は急性期に比べると少ないですし、急変の頻度も少ないこともあります。・・・その結果やりがいを感じにくいと感じてしまう方もいます。

看護師の配置が少ないため、夜勤での負担が大きい

療養型病院は一般病院と比べて、病床数(患者さん)あたりの看護師の数が少ない為、看護師の負担が大きく、場合によっては激務になることもあります。具体的には、一般病院は「病床:看護師=3:1」の割合ですが、療養型病院は「病床:看護師=4:1」の割合となっています。
療養型病院は、患者さんの急変リスクが少なく、手術もほとんど無いため、安定的に働きやすいという特徴がありますが、患者さんの介助などによって激務となることがあることに注意が必要です。

患者さんの急変もあり精神的に負担を感じることも

急性期病院の患者さんとは違って、慢性期病院では救急な手術や急を要するような治療はないですが、長期入院で一緒に治療に専念していく上で想像したくなくい最期を迎えてしまうこともあります。
やはり最後は患者さんが健康になって元気に退院されるのが望ましいですが、想像したくない患者さんの最期に立ち合うということが精神的に苦痛だと感じる方も少なくありません。

慢性期病院(療養型病院)はこんな人におすすめ

  • 緊急処置に対応できる看護スキル
  • 患者さんの精神面での心のケア
  • 患者さんやその家族を安心させられる接し方
  • 患者さんに長く寄り添って看護ができる人
  • 家庭のあるような看護師やプライベートを大切にしたいと考えているような看護師

上記のような人には慢性期病院での仕事をおすすめします。

慢性期病院(療養型病院)に転職する際の注意点

療養型病床は2020年で廃止・・・

療養型病床は、早期廃止予定2012年から新施設が認められなくなっています。そして、2020年には廃止予定となっています。
しかし、廃止予定ではありますが、病院から自宅へ帰れないという人がたくさんおり、現在入所している方の行く先がない為、困ることが問題となっています。
今後療養型病床は廃止予定ではありますが、入所者の需要が高いことから延期される可能性も考えられています。

慢性期病院(療養型病院)の准看護師の求人の特徴・年収について

慢性期病院の准看護師の求人の特徴

育児支援、託児所がある。准看護師サポート体制がしっかりとしている。(看護師の資格支援制度など)等々福利厚生、ワークバランスが整っています。プライベートを大切にしたい人にとってはとても良い条件なのではないでしょうか。

慢性期病院の准看護師の年収

慢性期病院で働く正看護師の場合年収は420万~480万円で、月収30万~35万円です。そして、ボーナスは月収の2ヶ月~3ヶ月分です。その為、准看護師の年収は比較すると若干低くなると予想されます。一般サラリーマンは年収337万円なので、決して低い数値ではありません。ちなみに慢性期病院で働く准看護師の50代の女性は年収約506万円、月収は約34万円というデータが出ています。50代の女性なので、キャリアや手当などを考慮した数字です。

慢性期病院(療養型病院)へ転職成功させるポイント

慢性期病院は、急性期病院に比べて患者さんの急変は少ないですし、緊急入院はほぼありませんので、突発的な事態が起こるリスクが小さいんです。ですから、残業は少なめですし、定時退勤できる日が多くなるので、ワークライフバランスを重視する准看護師さんにはおすすめです。また、介護士が配置されていることが多いので、オムツ交換や入浴介助の仕事は介護士の仕事、その他は看護師の仕事とそれぞれが協力し合い自分の業務に集中出来るといったメリットがあります。

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