准看護師の仕事内容とは?

time 2016/11/16

准看護師の仕事内容とは?

准看護師の仕事内容とは?

准看護師は、正看護師に比べ出世がしづらい代わりに、主婦にとっては嬉しい非常勤での勤務ができるようになります。午前中のみの勤務や週に何日かの勤務と、自分の都合で選ぶことができるため、家庭の両立が図りやすいというメリットがあります。
自分に合ったライフスタイルで働き方を選べる准看護師の仕事はとても魅力的だといえます。

正看護師の仕事内容と大きな違いは無い

正看護師と准看護師は、国家資格と都道府県知事の認可という資格取得方法の違いや名称の違いはあるものの、業務内容に明確な区別はありません。
実際の医療現場でも両者は同様の業務を行っている場合が多く、経験年数が長い准看護師の方が新人の正看護師よりも確かな技術力をもっているということもあります。

准看護師を高く評価する職場では、ほとんど正看護師と変わりないような待遇が受けられることもあります。
准看護師が活躍できる職場が増えている昨今、准看護師はただ正看護師のサポートをするだけの仕事ではありません。なかには准看護師が主体となって動かなければならない職場もあります。

准看護師の主な3つの仕事内容

1.患者さんの身体的・精神的なケア

医師や正看護師の指示のもと、診療の補助や患者さんの世話を行うのが准看護師の仕事です。
具体的には、患者さんの薬の管理や健康状態のチェック、診療の補助、患者の家族に対する心理的サポート・ケアなどを行います。准看護師には、患者さんの症状を性格に観察し、緊急時には適切に対処する医学的知識・技術、冷静さや機敏さが求められます。もちろん、人の役に立ちたいという気持ちや、患者さんへのいたわりや思いやりの気持ちも欠かせません。

患者さんの多くは、不安で精神的に落ち込みやすい状態にあります。そうした患者さんを励ますためには、誠実な態度で、患者さんから信頼されることが必要です。
病状はもちろんのこと、患者さん1人1人の性格や背景、家族の方の移行などを把握することは、適切なケアをするのに欠かせません。

2.診察やオペの介助

診療科により仕事内容が違いますが、「医師の診察がスムーズにいくための介助」が、どの科においても最も要求されます。診察の介助は、医師の仕事がスムーズに運ぶように手助けをすることです。
例えば、腹痛を訴える患者さんなら、ベッドに寝かせ、医師が診察しやすいように服を脱がし、患部を露出させます。また、怪我のある患者さんは、包帯を外し、消毒に必要なものを用意します。

そのほか、注射を打つ、採血をする、点滴を行う、血圧を測るなど患者さんへの処置に加えて、医療器具の準備、補充、洗浄、消毒などを行い、すぐに使えるように医師をサポートします。
一日に多くの患者さんが訪れる外来で、円滑に診察が行えるよう介助することは、より迅速に患者さんに医療を提供する上でとても大切です。

3.外来受付や事務作業

専門の医療事務の人を置いていないクリニックの場合、会計や受付などを行うこともありますし、クリニック内の清掃などの雑用を行うこともあります。医療・看護行為だけしていれば良いというわけではありません。
病院やクリニックで受付や会計(患者対応や金銭授受など)、カルテ管理・入力業務、レセプト業務、クラーク業務を行うのが医療事務です。
例えばレセプト業務は、医療費の7割(患者さんが病院で支払うのは医療費の3割)を保険組合に請求するために必要な書類(=レセプト)を作成し、請求するまでの一連業務です。

レセプト作成や会計業務を行うためには医療や薬の知識も必要です。
なお、外来受付は患者さんが病院で最初に会う相手であり、いわゆる「病院の顔」。患者さんやご家族と接するなかで真剣かつ誠意をもって対応できるホスピタリティが必須です。事務業務に必要なパソコンスキルや事務処理の正確性なども必要不可欠です。

准看護師に求められるスキルや知識とは?

医療や介護の現場の現場では、専門的なスキルや知識が必要になります。そのため、准看護師が行う仕事内容も、特別な知識・技術を有するものばかりです。
例えば、服薬指導も准看護師の大切な仕事です。患者さんに分かりやすく薬の説明をし、理解をしてもらわなければなりません。他にも、治療のサポートを行ったり、患者さんだけでなくそのご家族のメンタルケアを行うのも准看護師の仕事です。
人の生命と向き合う仕事なので、どんな状況でも臨機応変に冷静な判断力で対応できるスキルや、患者さんがどういう状態なのか観察する力や洞察力、幅広い仕事内容をこなしていく上での体力や精神力も求められます。

採血・検温・点滴など、准看護師としての基本的なスキル

主に病棟勤務では、体位交換やおむつ交換、トイレ介助、点滴管理、朝の採血・検温などは、スキルとして最低限求められます。病棟での勤務経験があれば、スキルとしては問題ないとされています。
病棟外来ならば、患者さんの受け入れです。医師による診察の介助、病棟(または管理)との連絡、患者さんへの説明や案内、病棟への引き継ぎなどです。

医師や看護師への報告・連絡・相談

どのような仕事でも、コミュニケーションが情報伝達や共有に不可欠です。
報告は医療計画や対策を立てるきっかけになるものです。医療安全と密接に関わってきますので、簡潔に、他者の立場でもわかりやすいように伝えます。要領をかいつまんで話す、というのが苦手な口下手な人も多いですが、これも慣れです。重要インシデントだけではなく、夜間に起きたちょっとしたことでも医師や正看護師に報告するようにしましょう。
また、シフトで働く看護師は「申し送り」が連絡になります。連絡が適切に行われないと、患者さんの治療や処置に間違いが起こったり、医師の指示通りにできなかったり、患者さんの不信感にもつながってしまいます。看護業務のなかで、どんなに経験を積んでもわからないこと、判断に困ることもあります。

問題解決の方法として、相談は特に大事です。自分だけで抱え込まず、必ず相談しましょう。多少言葉が足らなくても、大体の人はあなたの言うことを理解し、快く相談に乗ってくれるのではないでしょうか。
正看護師は主体的な行動も可能ですが、准看護師はあくまで医師や正看護師の指示のあることしかできません。正看護師に指示をすることもできないことになっています。あくまで、看護行為のメインは正看護師で、准看護師はサブという位置づけになっています。

患者さんと良好な人間関係を築くコミュニケーション能力

医師に比べると患者さんと会話する機会も多いため、様々な悩み相談をされることもあります。准看護師として活躍するためには、コミュニケーション能力が欠かせません。
面接の際にもコミュニケーション能力を最重視するところが多く、様々な年代、タイプの人とも楽しく話せる人が採用されやすいです。
准看護師としてどのような仕事をするかというのは、職場によって大きく違うので、できれば事前に求人情報をよく比較して、仕事内容をは把握しておきましょう。

自分に合った准看護師の仕事を探すには?

准看護師の募集は様々。夜勤がないためプライベートとのバランスがとりやすいクリニックなどでは、准看護師が優遇されるケースもあります。とはいえ、通常の転職サイトでは正看護師の募集ばかりで、准看護師の求人がなかなか見つからないこともあるでしょう。そんな時は、看護師専門の求人サイトを活用するのがおすすめです。准看護師の募集も多くありますし、施設や勤務条件などを詳しく指定して探すことができます。看護のお仕事では、履歴書・面接のアドバイスもしていますので、ブランクがある方も安心です。