正看護師との人間関係の悩みが多いって本当?

time 2016/11/02

正看護師との人間関係の悩みが多いって本当?

正看護師との人間関係の悩みが多いって本当?

准看護師は、正看護師と同じく立派な看護職です。実際、職場でも正看護師とまったく同じ仕事をしている准看護師の方も少なくないはずです。
患者さんから見たら、准看護師も正看護師もまったく区別がつきません。また、准看護師で優秀な方、経験豊富で頼りになる方もたくさんいらっしゃいます。
しかし、准看護師の方にとっては、その立場や職場の特性によって、さまざまな悩みを抱えてしまうことが多いでしょう。できれば、そのような悩みを解決して、よりよい労働環境で働ければそれに越したことはないのですが、現実はどうなのでしょうか。
ここでは、准看護師の方の人間関係の悩みについて紹介していきます。

そもそも看護師の職場は人間関係の悩みが多いもの

正看護師、准看護師問わず、看護の職場は女性が圧倒的に多く、男性は1割に満たない状態です。しかも、その少ない男性は、精神科や力仕事が必要な職場に回されることが多いので、実際に一緒に仕事を行う男性というのは非常に少ないのが実情です。
同性が多い空間にいると、異性の目が気にならなくなるため、いろいろな面でエスカレートしがちになります。

具体的にいうと、いじめや嫌がらせが陰湿化しやすい場合があるようです。もちろんすべての職場でそのようなことが起こるというわけではありませんが、やはり男性の目がないところでは、そのなかで弱い立場の女性、特に准看護師はターゲットされやすいということがあるようです。
こうなると、その集団から抜け出すしか方法はなく、我慢を続けていると心身ともに疲弊してしまいうつ病などになってしまう恐れもあります。

准看護師が正看護師との人間関係の悩みを抱えやすい4つの理由

准看護師が抱える人間関係上の悩みはさまざまです。1つの職場で働き続けたいと思っていても、環境にめぐまれず転職を繰り返すことも。仕事自体が大変なのはもちろん、ある意味それ以上にストレスなのが人間関係と答える看護師さんも大勢います。
ここではポイントを絞って、いくつかの見地からその悩みについて考察していきましょう。

1.資格の違い

看護師は大きく分けて、正看護師と准看護師の2種類があります。
正看護師になるためには、看護学校を卒業したあとに、看護師資格取得のための国家試験を受けて、それに合格しなければなりません。そしてその看護資格は、厚生労働大臣が発行します。
准看護師になるためには、準看護学校を卒業したあとに、各都道府県知事が実施する准看護師資格取得のための試験を受け、それに合格しなければいけません。この試験は、国家資格ではありません。准看護師資格は、各都道府県知事が発行します。

職場では、医療チームの一員として一緒に仕事をするのですが、准看護師と正看護師では、学校での学習内容や時間数、実習などに違いがありますので、業務など様々な差があります。正看護師が准看護師に指示を与えることはありますが、逆に准看護師が正看護師に指示を与えることはできません。
そのため人間関係の悪い職場だと、准看護師だというだけで下に見られてしまい、雑用ばかりを与えるといったこともあるようです。

2.若手の正看護師との人間関係

准看護師の年齢層はどんどん上がり、現在では40歳以上の方も多くいます。准看護師の75%近くは40歳以上で、30代以下の若手は約25%に過ぎません。正看護師の場合、全体の50%以上が30代以下の若手であることと比較すると、いかに准看護師の年齢層が高いかがわかります。
仕事内容に違いはありませんが、正看護師は若手であっても現場の責任者になることがあります。ベテラン准看護師が若手の正看護師と組み、頼りないところがいくら目についたとしても主導権は正看護師にあるので、納得いかないと歯がゆい思いをすることも多々あるでしょう。

3.優秀な准看護師は疎まれることもある

正看護師と比較されることの多い准看護師ですが、准看護師のなかにも優秀な人はたくさんいます。しかしいざ昇進となると、正看護師から「准看護師のくせに…」と疎まれることがあります。
准看護師よりキャリアの短い正看護師に意見をすると反発されたり、陰口を言われたりと、働きにくさを感じることもあるでしょう。

4.准看護師と正看護師の派閥争い

正看護師が准看護師を見下しているというケースや、逆に経験の長い准看護師のお局さんが新人の正看護師に対してきつくあたるなど、資格が違うというだけで仲間意識が薄れてしまい派閥ができてしまうこともあります。
なかには、正看護師のグループと准看護師でグループが分かれてしまい、派閥が原因で業務に支障が出てしまうこともあるのです。

医師やその他医療スタッフとの人間関係に悩むことも…

医師も人の命を救う職業ですが、残念なことに立派な方ばかりではありません。立派な方がいる反面、傲慢な人、自分のミスを認めない人、粘着質な人などが時々見受けられます。
また、年下の先輩看護師から嫌味を言われたり、看護師長からパワハラを受けたりということもあるでしょう。

看護師長については、本来、看護師を指導する立場にあり、働きやすい環境を整えるのが仕事のはずなのに、無理なシフトを押し付けてきたり、パワハラまがいの指導をする方がいます。
しかも、看護部とつながりが強かったりすると、職場で誰も看護師長に意見できないだけに一層タチが悪いです。

人間関係に行き詰まったら転職するのも1つの手

人間関係に行き詰った場合には環境を変えることも大切です。まずは上司に所属部署の移動願いを出すことも検討してみましょう。同じ病院内でも移動することで人間関係はスタートに戻ります。

また、上司に移動の相談をする際に、人間関係で悩みがある旨を話しておけば、人間関係が良好な部署へ異動できるよう配慮してもらうこともできます。
しかし、今の職場には移動先がない、職場や業務自体に魅力を感じられなくなった場合には、転職を視野に入れるのも1つの手です。

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